みんなの気持ちは通じるのか(SMAP騒動に思う)
SMAPの解散騒動で、
ファンたちが「世界の一つだけの花」のCDを買っているのだという。
気持ちはわかる。本当にわかる。
SMAP結成が25周年だというから、25年とかファンで居続けた人には
本当につらいニュースだったのだろう。
ただ、CDを買ってみんなの気持ちは伝わるのか?
誰に伝えたいのか?事務所にか?メンバーにか?
SEXYzoneが「カラフルアイズ」から5人に戻ったけど、
その前、何作かは3人だけのセクシーゾーンだった時、
ファンは逆にCDを買わないで、「5人のSexyZone」を事務所にアピールした。
5人にならないと応援しないよと。
その結果かどうかはわからないけど、SexyZoneは5人にもどった。
AKBの総選挙では「票はみなさまからの愛です」とかなんとか大島優子(たぶん)が言ってた気がするけど、
それはどうかな?ファンのみんなからの愛っていうことがわかっていたら、卒業なんかはしないだろう。何万円も費やしてくれたファンのために、何が何でも残り続けて歌い続けることが愛への恩返しだと思うけど、そうしなかったのは、ファンの愛を便利に使ったからなのではないか、と思ってしまう。
ファンの気持ちは届いていないような気がする。
(まあ、それでいい、って大きな気持ちをもったファンはいうのだろうけど)
SMAPの騒動だってきっとそうだ。
ネット上で指摘されてるみたいに槇原敬之の印税を増やして、
事務所にお金が入るだけだ。
もし、SMAPの解散がなくなったとしても、それはきっともっと大人の事情なんだろう。
それをわかっていても、ファンはきっとCDを買うだろう。
それが自分にできる意思表示だから。
世界に一人だけの自分だから、その自分の思いを咲かせることだけに一生けん命になるんだろう。
そんなファンの気持ちを私は本当にいとおしいなと思う。
純粋で崇高で素晴らしいなと思う。
みんなが思いを重ねれば
世の中はきっと動かせる。
「声の限りに伝えるんだ」とSMAPも歌ってる。
と思っているんだろう。本当に美しい気持ちだ。
本当にファンという存在は純粋だ。
でもね「正義の味方はあてにならない」んだよ。