独善的エンタメ☆アナリシス

日ごろかんじたエンタメまわりのことを!ジャニーズに偏るのは個人的嗜好です。

キンキキッズが描く恋愛の世界①いつもふられる男

kinki kidsの武道館行ってきました。

ドームじゃないキンキさんは初めてで、

距離の近さにドキドキ。

 

さてオープニングは

kissからはじまるミステリー

もう何十回、何百回きいた曲なのに、

はじめて気が付いた歌詞

「世界中敵にまわして愛してもいい」。

これは、松本隆の作詞で、

松本隆はそのたぶん、10年以上前に

THE東南西北というグループに提供した

「内心THANK YOU」で

「二人で生きていけたら、もう僕は世界中敵にまわしてもいいよ」と書いているように、松本隆のオリジナルな表現。

この恋は他のどんなことよりも至上であり、大切であり、命がけでほしいものだ、というロマンチックな表現。

だけど、kinkiさんの曲は、こういう強い愛の気持ちを相手に伝える歌詞は実は少ないと思う。

 

kinkiって実は失恋しがちだ。

「約束」では

つきあっていながらも「キミは綺麗になる 僕の知らない場所で」

でそれを僕は「気が付ないふりをする」わけで、浮気をされている、別れの予感を気づかないふりをする彼の気持ちを歌っている。

そして、その次のシングル「スワンソング」はもっとダイレクトに

彼女に

「生きてる重みは自分で背負う 手伝いはいらない」と彼女にきっぱりと

私の人生に手出ししないで!と振られてしまう。

 

それなのに、「鍵のない箱」で

「愛しても愛しても叶わない君なのに」

「いつまでも終わらない物語 続けてる」と未練が断ち切れない男を歌う。

 

心からのハッピーな恋愛は

それ以前の「薄荷キャンディー」とか「アニバーサリー」とか少しはあるけど、

だいたいは寂しい曲。

 

松本隆が「キンキの魅力はナイーブな少年」と言っていたが、

そのナイーブな世界は

彼女を思い、そして、捨てられる男の世界となっている。

 

私的には、そのふられる男の世界を歌うキンキが好きだ。

新曲「道は手づから夢の花」も披露してくれたけど、

こういう応援ソングよりも、

切ないつらい恋愛ソングのほうが、キンキにはあってると思う。

 

彼らの少し憂いを秘めた声で応援ソングを歌われると

なんとなく、演歌な雰囲気がして、

古いカンジがしてしまう。

 

振られる男を歌わせたらキンキというポジションがいいと思うのに。

 

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