a.b.c-z 対 dish// はどうなる?
さてエビの「take a 5train」の発売日だ。同じ日にスターダスト系のアイドルグループ dish// の「ハイボルテージダンサー」も発売になり、エビはなんど、dish// に負けてしまっている。
dishかあ。
超特急の良さは理解できなかったが、dishは売れるのはわかる。
なぜなら、理解しやすいからだ。
dishの曲は、女子中高生が好きなラインであり、また、その年齢の女の子たちにはわかりやすい。
大人になってしまった後、「私、少し音楽には詳しいのよ」的なスタンスに立つと、わかりやすすぎて物足りないだろうが、そのわかりやすさが、ターゲットとなる女の子たちには受けるだろう。
まあ、エビに比べれば、まだまだ若いし。
売れるのもわかる。
また、「ゆとりですが何か」で登場したシズマ役の北村匠海も、dish人気に一役買っているのだろう。
でも、ジャニーズファンの立場からすると、悔しいな。
「take a 5train」は難しすぎる。まず、ジャズの名曲「take a Atrain」のトリビュートだろうと想像させるタイトルだけど、take a A train自体を、圧倒的多数が知らないだろう。
また、1度聞いただけでは残らないメロディラインも敗因だ。
エビだけではなく、最近のジャニーズは少し凝りすぎた感が強い。
コンテンツIQが高くなりすぎているのかもしれない。
その代表は堂本剛だろうけど、彼はもうアイドルではないし、アーチストだから、その路線が許されるのだ。
アイドルだと思っている人たちは、もっと「わかりやすさ」を目指さなくてはならないだろう。
dish// に負けてしまったエビが、「CDはやめて、やはりDVDで勝負だ」とならないことを祈るだけだ。