「LIVEだから。発表会じゃないから」
台風で家にいたので、録画しておいた「少年倶楽部プレミアム」をみて、
堂本剛の名言に射ぬかれてしまった。
ライブでの立ち位置や歌詞の間違えについて
間違えてもいい、その時にやりたいようにやればいい、という文脈で
「LIVEだからね、発表会じゃないんだから」といったのだ。
そうなんだ。
発表会ではない。
打ち合わせやリハーサルをそのまま再現するのではなくて、
その状況状況で変わっていいんだ、それを受け入れればいいんだ、ということだろう。
それこそが「LIVE」今起きていること。なんだ。
そうなんだ
私たちファンも、「彼」が歌詞を間違えたり、転んでしまったり、というハプニングに盛り上がる。
逆にハプニングを愛している。
ハプニングの時に垣間見れる「人間性」や、親近感を愛して盛り上がる。
そして、それは「その場の雰囲気や状況や状態に反応して起こった出来事」だから、
そして、その場は「私」がいる場所だから、
その「私がいる場所」で起きた「通常ではない出来事」がスペシャルなものとなり、お得感が生まれるし、また、同時に「目撃者となった私」をうれしく光栄に思う。
今は「再現性」がない。
だから、再現性がない今だから今起きたことを受け入れようよ。
リピートして同じ「時間」を再現しても、意味ないよ。と堂本剛は言っているのだ。
うーん。素敵だ。
間違ってしまったときに、状況を読んでどう動くのか。
それには答えがない。
でも、どうしたらいいのか、という勘はきっと現場(ステージ)で養われていくのだろう。
そのためにも、ジュニア時代から、本当に入所して(もしくは研修生にいなって)すぐにバックで舞台に出していくジャニーズのシステムは、素晴らしい。
OJT(On-the-Job Training)で、アイドルを育てていくシステムだ。
久しぶりに堂本剛の言葉に深くうなずいた。
それにしても、kinkiの二人のトーク力はすごいなあ。
長続きするアイドルって、表面だけではだめなんだということを二人を見ていると実感する。
不仲説とかもあるけど、お互いをリスペクトしているというのも、よくわかるし。
秋のツアー、それも、アリーナツアー。当たればいいな。
ドーム以外でキンキさんたちを見られるなんて、夢のよう。